DR. WHO DAT? - Pharoah's Dream / Beat Journey
2006年の『Beat Journey』に収録。
The Bomb SquadのHank Shockleeによってその才能を見出されたフィラデルフィア出身のプロデューサー/MC、Jneiro Jarel(ジャネイロ・ジャレル)。
自身のレーベルLabel Who?からの作品で注目を集め、オランダのレーベルKindred Spiritsからリリースした2005年のアルバム『Three Piece Puzzle』や、Recloose、Rich Medina、Champion Soul等のリミックスなどヒップホップをベースにジャズ、ブラジリアンなど様々な要素を吸収したハイ・クオリティーな作品をドロップし続けているJneiro JarelがDr. Who Dat?名義でWarp参加のヒップホップ・レーベルLexから2006年に発表した『Beat Journey』。
Count Bass Dが共同プロデュースで1曲参加した以外は、ほぼJneiro Jarel1人で制作されたインストルメンタル・アルバムからPharoah Sanders"Astral Traveling"をサンプリングした"Pharoah's Dream"。
フェンダー・ローズとダブル・ベースがリリカルに語り合う"Astral Traveling"のサンプルを使った時の流れが止まったようなジャジーなヴァイヴ。
Q-Tip"Higher"を彷彿とさせる高らかに鳴り響くシンバルを効果的に使ったドープなビート。
コズミックな響きをもったシンセのフリーキーなフレーズとCapital Peoples(Jneiro Jarelの変名)のスキャット・ヴォーカル。
『Beat Journey』というタイトルが表すように様々なジャンルの音楽をヒップホップという文脈の中で消化したJneiro Jarelのオリジナリティ溢れるアルバムのハイライトといえる傑作"Pharoah's Dream"。
Jneiro Jarelの卓越したサンプリング・センスとリズムの構築が冴え渡ったコズミック&ディープな逸品です♪
『Beat Journey』
Warp参加のLex Recordsからリリースされた2006年の1st。Count Bass Dが"Kelly Drive"で共同プロデュース。"Braziliant Thought"、"B-Boy Portrait in Spain"、Bahia Blues等のタイトルが表すようにヒップホップをベースに世界中のあらゆるビートを取り入れたスピリチュアルなイストルメンタル・ヒップホップ・アルバム。
Astral Traveling
1971年の名作『Thembi』に収録。Lonnie Liston Smithが作曲。Cecil McBeeのダブル・ベースとLonnie Liston Smithが奏でるジャジーなヴァイヴをバックにPharoah Sandersが美しいソプラノ・サックスを奏でるPharoah Sandersのインパルス時代を代表する名曲。














