Strictly Rhythm / ストリクトリー・リズム

Strictly Rhythm / ストリクトリー・リズム
Nu-Groove , Eightball , Nervous , Emotive , King Street など1990年代に誕生したダンス・ミュージック・レーベルの中でも質・量ともに最高峰に位置する Strictly Rhythm (ストリクトリー・リズム)。Defected Records がライセンスを獲得したことで2007年に復活した Strictly Rhythm (ストリクトリー・リズム)のカタログの中から現在もなお輝きを放つ珠玉のダンス・クラシックスをピックアップ!Strictly Rhythm / ストリクトリー・リズム:
Mark Finkelstein が1989年にNYで設立したダンス・ミュージック・レーベル。1990年にリリースした Underground Solution “Luv Dancin'” のヒットによってレーベルの方向性が確立。A&Rに就任した Gladys Pizarro の指揮の元、最盛期には1週間に2枚の12インチをリリースするなどヒットを量産。
専属プロデューサーの George Morel をはじめ、DJ Pierre , Masters At Work , David Morales , Todd Terry などのビッグネームから、当時無名だった Roger S. , Armand Van Helden , Josh Wink などの新鋭の作品も積極的にリリース。
ナショナル・ヒットを記録した作品としては、 Reel 2 Real “I Like To Move It” , Aly-Us “Follow Me” , Planet Soul “Set U Free” , Ultra Naté “Free” , Wamdue Project “King Of My Castle” などがある。
ワーナー・ミュージック・グループ傘下に入った2年後の2002年にレーベルが閉鎖。1992年から2000年までストリクトリー・リズムのヨーロッパ・オフィスのトップを勤めていた Phil Cheeseman が2006年に楽曲の権利を獲得。Defected Recordsのライセンスを受けて2007年にレーベルを再始動する。
当時無名だったロジャー・Sことロジャー・サンチェズの初期の名作。ガラージ・クラシック Loose Joints “Is It All Over My Face”のヴォーカル・サンプルにフェンダー・ローズの単音フレーズが絡むジャジーなインスト・ディープ・ハウス。
アシッド・ハウスのオリジネーター DJピエールのストリクトリー・リズム初作品であり最高傑作。重たいキックとスネアに Snap “The Power” のサンプルが絡むインストの (Wild Pitch Mix)がオススメ。DJピエール自らが「ワイルド・ピッチ・スタイル」と名付けたアップリフティングなハウス作品。
2006年にはKim Englishのクラブ・ヒット “It Makes A Difference” を手掛けた Kyle Smithの作品。4つ打ちキックとハンドクラップにシンセ・ストリングスが絡むシンプルなトラックに男性ツイン・ヴォーカルによるピースフルなメッセージが乗ったソウルフルなヴォーカル・ハウス。数多くのレーベルにライセンスされUKではナショナル・チャートのトップ10にもランクイン。
ストリクトリー・リズムの記念すべき100番目のリリースはルイ・ヴェガのプロデュース作品。4つ打ちキックにピアノとキーボードのリフが絡んだトラックに、Tribal House のハウス・クラシック “Motherland” でも素晴らしいヴォーカルを披露していた Pierre Salandy の黒い歌声がのったディープ・ハウス作品。Ecstasy, Passion & Pain のガラージ・クラシック “Touch And Go”のピアノ・リフが登場する後半の展開も聴き所。
Subliminal Records を主宰する Erick Morillo のユニット Reel 2 Real の大ヒット曲。4つ打ちキックにアシッド・テイストのシンセ・リフが絡んだトラックをバックに、The Mad Stuntman こと Mark Quashie のラガマフィン・スタイルのラップが火を噴くハード・ハウスの名曲。UKではEMI傘下の Positivaにライセンスされナショナル・ヒットを記録。
2ステップの原型になったといわれる “Gabrielle” を生んだシカゴのプロデューサー、ロイ・デイヴィスJr.の作品。ロイ・デイヴィスJr.のプロダクションに数多く参加するサックス奏者 Steve Graeber のアルト・サックスをフューチャーしたジャジー・ハウスの傑作。
デフ・ミックス・プロダクションを率いて90年代に数多くのハウス・クラシックを生んできたデビッド・モラレスがストリクトリー・リズムに残した唯一の作品。Peter Daou がキーボードで参加。Sergio Mendes “Fanfarra” を使用したパーカッシヴなビートと、Sole Fusion “We Can Make It”のヴォーカル・サンプルがアグレッシヴに煽るサンバ・ハウスの名曲。
当時無名だったアーマンド・ヴァン・ヘルデンがストリクトリー・リズムから放った大ヒット曲。サイレンの音で幕を開けるインスト・ハウス。その後大流行するハード・ハウスの先駆けとなったアーマンド・ヴァン・ヘルデン初期の大傑作。
ハウス・ディーヴァ、バーバラ・タッカーとマスターズ・アット・ワークにコラボによる大ヒット曲。ルイ・ヴェガが前年に制作した Hardrive “Deep Inside” から発展したトラック。ルイ・ヴェガの当時の奥方 India や Lem Springsteen (Mood II Swing)がソング・ライティングに参加。Byron Stingily , India , Kenny Bobien , Michael Watford , Pierre Salandy などで編成されたゴスペル・コーラスとバーバラ・タッカーの力強いメイン・ヴォーカル、4つ打ちキックとローズ、ハモンドによるマスターズ・アット・ワークのディープなプロダクションがビューティフルに融合した傑作。歌モノ・ハウスのリリース時にレーベルのレンガが青色に変わる通称「Strictly Blue」からのリリース。
“Beautiful People”に続いてのマスターズ・アット・ワーク・プロディース作品。力強いピアノ・リフとJoi Cardwell , Kenny Bobien が参加したコーラスをバックにスピリチュアルなメッセージを熱く歌うヴォーカル・ハウスの名曲。ハウスのオリジネーターの1人 Boyd Jarvis による後半のオルガン・ソロも聴き所。
King Britt と共同で設立したレーベル Ovum Recordings をベースに活動していたジョシュ・ウィンクがストリクトリー・リズムに残した唯一の作品。序盤の静かな展開からTB303のアシッド・ベースがジワジワと盛り上げフリーキーに暴れまくるアシッド・ハウスの傑作。
Brian Tappert 率いる Jazz-N-Groove がプロデュースした Mone こと Ramona DeSouza の作品。1990年代後半に人気が爆発する Jazz-N-Groove のソウルフルなプロダクションが発揮されたヴォーカル・ハウスの傑作。Ramona DeSouza のしっとりした歌が中心の前半から、アグレッシヴなオルガン・ソロの後半へと変わるDJライクな展開が聴き所。
シカゴ・ハウスの巨匠リル・ルイスのポエトリーをフューチャーしたルイ・ヴェガの作品。John Ciafone (Mood II Swing) がドラム・プログラミングを担当。幾重にもレイヤードされたシンセ・フレーズで構成されたエクスペリメンタルなトラックをバックにリル・ルイスのセクシーなポエトリー・リーディングが展開される作品。
ハウス・ミュージック最高のアルバムと言われている『Jurney With the Lonley』(1992年)を作ったリル・ルイスが女性3人組のヴォーカル・ユニットをプロデュースした作品。 Louie Vega がドラム・プログラミング、 Gene Perez がベースで参加。電話の会話で始まるドラマ仕立ての展開で『Jurney With the Lonley』の世界観を再現したようなスタイリッシュで美しい13分強のヴォーカル・ハウス。
マスターズ・アット・ワーク・プロデュース作品。リル・ルイスが制作した “Freedom (Make It Funky)” を踏襲したメロディアスなヴォーカル・ハウス。ベースにGene Perez , トランペットに当時無名だったジャズ界のスター・プレーヤー Chris Botti が参加。
1990年代に活躍したハウス・ディーヴァ、ウルトラ・ナテの最大のヒット曲。Mood II Swing による生音を重視したオーガニックなプロダクションと、ウルトラ・ナテのブルージーな歌声が融合したヴォーカル・ハウス名曲。












